浜名湖初?のトップイベント「ちゃぱ王」無事終了!!
7/23は浜名湖でトップ縛りのルアーフィッシングイベント「ちゃぱ王」を開催致しました。
これまでの釣り大会と違った楽しみ方のできるイベントとして考えに考え抜いて計画したこのイベント。
実際に参加された方から高い評価を頂き、次回開催を望む声もたくさん頂くことができました!!
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「ちゃぱ王」とは...
「ちゃぱ王」とは、トップウォーターの釣りが好きなメンバーが、浜名湖を盛り上げたいという想いで計画したイベントです。
普通のボートの大会と違って、ボートを所有しているボーター様と、ボートを持っていないノンボーター様が、ランダムにチームを作って浜名湖のトップチヌを楽しんで頂くという企画ですので、多くの方は初対面の方と一緒にボートに乗って釣りをされることになります。
人によって意見が分かれる部分で、多くの方から仲間と同じボートに乗ることができるなら参加したいという声を頂いたのも事実です。
ただ、参加者をたくさん集めるのが目的ではなく、これから浜名湖でルアーフィッシングを始めようとしている方や、魚が思うように釣れないという方に少しでもトップの面白さ、ボートフィッシングの楽しさを知って頂き、ゆくゆくは浜名湖を、そして釣りの世界を盛り上げていって欲しいという思いでやらせて頂いております。ちゃぱ王が続く限り、このコンセプトは不変だと考えています。
ボーターの方への負担がどうしても重たくなってしまいますが、賛同し参加して下さったボーターの皆様には本当に感謝しております。
ルールなどについては、公式ブログ(http://chapa.hamazo.tv/)をご覧下さい。
SNSを使って魚のダメージを最小限に!!
今回のイベントでは、SNSでグループを作り、そこへ釣果を投稿するという形を取らせて頂きました。
もちろんSNSで、釣果が飛び交って参加者全員が楽しめるという面白さもあったのですが、これは、夏開催で問題になる水温上昇が与える魚へのダメージを減らしたいという思いからです。
釣ったすべての魚をウェイインすることも検討しましたが、イケスにたくさんの魚をキープするとムダに殺してしまう恐れもありますし、せっかく釣り上げた大きな魚を生かしておくことが難しくなります。
一緒にボートに乗っているメンバーの魚が弱ってしまった時の対応も、友人ではないため必要以上に気をつかうことが予想されました。
そう考えた結果、SNSに投稿後リリースとし魚のケアに割く時間は極力減らしてアングラー同士の交流を優先させてもらおうと考えました。
また、検量時間が長くなることも魚に与えるダメージが大きく、そのような状態ではリリース後に死んでしまう可能性が高くなることも含め、一人につき一匹だけを検量の対象とさせて頂きました。
結果、イベント終了後もマリーナ内で魚が死んでしまうこともなく、バーブレスフックを使用していることもあり、魚にも優しいイベントにできたことは、ひとつ大きな成功だったと考えています。
参加者の釣れ具合で変化する戦略!!
SNSでグループを作ることによって参加者全員がイベント中の情報を共有することで、膨大なリアルタイムの釣果情報を得ることができます。
僕の中では、釣りはメンタル的な部分がかなり大きく影響すると考えています。
最初はヤル気に溢れていますが、釣り始めて数時間バイトが無ければモチベーションを保つことができなくなり、アクションが適当になったり、キャストを止めてしまったりと釣れる確率がどんどん下がっていきます。
しかし、SNSで釣れていることが分かったり、違うボートに乗船している仲間が釣果を上げているのが分かるため、メッセージを送ったり、次の一手を考えたりとモチベーションを保ち続けることができるのもこのイベントの面白い部分であると思います。
たくさんの賞も用意されていますので、朝一はファーストヒット賞(1番に魚をSNSに投稿した人に贈られる賞)を狙って、残りの時間は、全てビックフィッシュ狙いに充てるなどの戦略を、ボーター&ノンボーダーの方が同じ情報を共有した上で相談しながら決められるというところも交流が深まり易く面白い部分だと思いました。
トップウォーターの面白さが全員の闘志に火をつける!!
ボーターの方には、ボートの大きさに応じて安全に釣りのできる1名~4名のノンボーターの方を乗せて頂きました。
複数名で乗船していると、トップウォーターならではのチェイスやバイトを共有することができます。
それを見た同船者のやる気を引き出してくれるのもこの釣りのいい部分なのですが、交流を深めるきっかけをアシストしてくれるところがまた素晴らしいと感じました。
僕とポイントがバッティングしたボートには4名くらいの方が乗船していて、バイトがあった瞬間だと思われるのですが、ボート上がお祭り騒ぎになったような盛り上がりをみせていました。
初対面のメンバーがほとんどの4人のハズなのに、僕から見たらもうそれは友達の集まりにしか見えませんでした‼
実際に盛り上がる光景を目にして、改めてイベントを企画して本当に良かったと思うし、トップは本当に素晴らしいと感じました。
ちゃぱ王の結果!!
今回登録された魚は43匹。
その内30匹がクロダイorキビレの釣果でした。
20艇のボートで、参加者50名ちょっとなので、多くの方が魚に触れることができたのではないかと思います。
釣れなかったとしても、反応は多くの方が得られたようで、バイトが多くて楽しく釣りができたという声も頂くことができました。
ちゃぱ王では、イベントを盛り上げるための様々な賞を用意致しました。
その一つ一つの賞についての結果を見ていきたいと思います。
■ちゃぱ王
このイベントで最大のチヌを手にした人に送られる賞です。
栄えある「ちゃぱ王」の称号を手にしたのは、このイベントのために2週間前から修行を積んで来られた方でした!!
クロダイ 41㎝ 1.27kgを釣っての受賞となりました。
すばらしいコンディションのクロダイ、本当におめでとうございました!!
■ファーストフィッシュ賞
SNSグループにもっとも早く釣果写真を送った人に贈られる賞で魚種はなんでもOKです。
イベントの口火を切るファーストフィッシュ、今回は開始13分のクロダイでした!!
まだ移動中のボートもある中、釣られた方はなんとトップでの初釣果で受賞ということで運も味方してくれたのでしょう。
ボーターさんのエスコートが素晴らしいですね。
その後は怒涛の釣果投稿ラッシュ、「LINE!!」の音声が浜名湖中を飛び交いました(笑)
■他魚の部
キビレ、クロダイ以外の魚しか釣れなくたって、ちゃんと賞がもらえる可能性はあります。
今回の受賞はシーバス42㎝。
その他にも、ショゴ、ダツ、コウイカの他魚の部の釣果がありました。コウイカは魚ではないですが、、、
ショゴやコウイカって浜名湖内でトップで釣れるんですね。
■たくさん釣ったで賞
こちらの賞は唯一の団体戦。
個人ではなくボート単位でどれだけチヌが釣れたかを競う賞です。
今回は、5枚釣り上げたチームが賞を受賞されました。
ノンボーターの方もしっかりキャッチされて計5枚ということで、素晴らしい連携が光ったチームでしたね。
ボート単位なので、ボーターとノンボーターが協力しあって目指すことができるところがいいですね‼
■フォトジェニック賞
魚の有無に関わらず、楽しんでいるところや、風景などどんな写真でもエントリーOKの賞です。
今回は3名の方が受賞されました。SNSに投稿された写真の中から協賛のTANOOOONのカメラマンさんがチョイスしてくれました。
釣果に関わらず可能性があるので、釣れなくても風景の写真を撮ったり、同船者のファイトシーンを撮ったりして楽しめますね‼
釣果が全てではありません、釣れても釣れなくても楽しめるイベントを目指しますよ。
・おもしろムービー賞
魚とのファイトシーンはもちろん、釣りをしている状況や、盛り上がってるシーンを投稿するともらえる賞です。
今回の受賞は3名、皆さん魚とのファイトシーンをバッチリ動画に収めてくれていました。
ヒット前からネットインまで全てをカッコよく動画に収めてしまう凄腕の方も現れて、SNSでイベントを盛り上げてくれました!!
・協賛メーカー賞
協賛メーカーのルアーで釣果を上げると賞をもらうことができるかもしれない賞です。
今回の受賞は3名、選考は賞を贈るメーカー様の方でチョイスして頂きました。
様々なメーカーのルアーで釣果が上がっていたのですが、どのメーカー様が賞を用意しているかは告知はしていませんので、貰った方の中には非常に驚かれている方もいらっしゃいました。
このルアーで釣って本当に良かったと感じられる瞬間ですね。
・ビックフィッシュ賞
ちゃぱ王の魚とは別の種類のチヌの最大魚を釣った方に贈られる賞です。
ちゃぱ王がクロダイならキビレの最大魚に、ちゃぱ王がキビレならクロダイの最大魚に贈られる賞です。
浜名湖でトップによく反応するチヌはキビレと、クロダイの2種類です。
キビレは広範囲に群れていて個体数も多く狙いやすいですがビッグな個体が少なく、クロダイは個体数は少ないですが、超大型の魚が釣れる可能性があります。
どちらのチヌにも価値があるということでビックフィッシュ賞という形を取らせて頂きました。
最後に
「ちゃぱ王」に参加して下さった皆様、本当にありがとうございました。
特にボーター様には、ノンボーターの方に釣らせてあげなければならないというプレッシャーの中で快く参加して下さいましたことに本当に感謝しております。
ノンボーター様も、初めて開催のイベントということと知らない方と一緒に釣りをするということに不安もあったと思いますがエントリーありがとうございました。
また、初開催のイベントにも関わらず、コンセプトに共感し協賛して下さった多くのメーカー様、企業の皆様、本当にありがとうございました。
至らない部分もあったかと思いますが、皆様の協力のおかげで成功を収めることができました。
また来年、開催できるのであればより良いイベントを目指したいと思います。
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