トップで「ドッカン」と出るチヌは本当に活性が高いのか?
2017/01/24
こんばんは、今日のテーマはドッカンバイト!!
このドッカンバイト、文字通り下から突き上げるように出て水面が爆発したような見た目がド派手なバイトのことを指しています。
今日はどんだけ活性が高いの?と思わせられるこのバイト。期待に胸を膨らませ釣り続けるが、1発出ただけでその後は全くチェイスしてこない、または1発出た後は全く反応が無く撃沈、こんな経験はないだろうか?
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僕はこのような経験を何度もしているうちに、ドッカンと出るのはあまり良くないバイトだとも思うようになってきた。
では、なぜドッカンと出たりでなかったりするのか?
考えても分からなかったが、ある時その違いに気がついた。それは2人で釣行しているときで自分には「ドッカン、ドッカン」連続でバイトしてくるが掛かってくれない、その隣でなんの音も立てずに「チュボッ」と吸い込ませ、次々とキャッチしていく友人。
この同じポッパーでも明らかに反応の違う状況から分かったこと、それが「ドッカンバイト=高活性」は間違った認識であるということで、これはただルアーの潜っている時間の長さや動かすスピードからくる違いであったのだ。
ルアーの浮力が高く常に浮いているルアーには派手に出てることが多く、水中に潜るルアーは水面直下で捕食されることが多いのだ。
これに気が付いてからは、ドッカンと出ることよりどれだけしつこくチェイスしてくるかを重視するようになった。特に、「チュボ、チュボ」と何度もバイトしながらついてきた場合は、同じ場所で何度もバイトしてくることが期待できると思う。
ただ、これも活性が高いというよりはチヌの群れ全体が反応した結果で、1匹目が反応して追い始めたのを遅れて気が付いた周りの魚が追いかけ、競争の原理で魚の活性が上がるのだと考えている。
実際に水がキレイだと分かるが、ガンガン反応してくるような場合のほとんどは複数の魚が追ってきている。
単体で追ってくる魚で活性が高いと感じるのは、距離が離れている(2m以上)ところから一直線にすっ飛んでバイトしてくる時だけだ。
ドッカンバイトがヒトを熱くさせるのは間違いない、このド派手な反応がたまらないという方は、浮力の高いルアーを意識してチョイスするといい。
ただ、ドッカンバイトは必ずしも活性が高いから起こるのではなく、後が続かないような場合は群れが付いていないか群れ全体の活性が高くないため、迷わず次のポイントへ移動する。というのが今の僕の考えである。
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