トップが視覚の釣りならばナイトチニングは感覚の釣り!!

2016/08/06 2017/01/24

昨夜、久しぶりにナイトチニングへ行ってきました。この釣り、自分の操船で行くのはかれこれ３年ぶりくらいかもしれません。

昨年一度連れて行ってもらったことはあり、その時はミノーイングという手法で表層付近を狙いましたが釣果を得ることができませんでした。日中のトップの釣りでは釣れていたため、それ以降、夜の釣りの必要性をあまり感じてこなかったため挑戦してきませんでした。

今年は自分の中で思うこと（夜の魚の回遊ルートや、釣れるパターンを掴み日中の釣りに繋げる）があり、釣りの幅を広げるためにナイトチニングに挑戦することにしました。やってみるとナイトチニングもやっぱり楽しくて、トップと同じで何度も追いかけてバイトしてきます。チヌの習性だと思うのですが、日中でも夜でもそこは変わらず面白い部分です。

しかし、バイトの感じ方はまったく違い、トップの釣りでは魚がルアーを加えて反転するまで手元に感覚が伝わりませんが、夜の釣りはガツガツとしたバイトが手の感覚を通じてはっきり伝わってきます。トップのように日中の釣りの場合は視覚から伝わる情報を最大限に生かして釣りを展開していきますが、夜の釣りは感覚から伝わる情報を最大限に生かして釣りをしていくことになります。

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これまで、いかに視覚に頼った釣りをしていたかがよくわかるのは合わせのタイミングで、ロッドにグッと重みがのったタイミングで合わせを入れなければいけませんが、分かっていてもガツガツと伝わる感覚が強くなっていくと合わせを入れたくなって”早合わせ”してしまうのです。これに関しては、頭の中で分かっているはずの自分でも耐えられなくなることがあるから面白くて、おそらくある程度の強さを超えて引っ張られると反射的に合わせを入れてしまうのだと思っています。

これも、繰り返し訓練することで釣り方によって的確な合わせのタイミングを使い分けられると思うので、経験をつんでものにできるようにしていきたいと思います。

また、この釣りの楽しさはもう一つあって、それはボトムを感知して地形、底質を把握しながら攻略していくところだと考えています。今回はハードボトムを効率よく攻めるということを考えて攻略してきたのですが、やはりバイトが連発する場所にはブレイクから上がってきてハードボトムへ底質が変化するという共通点がありました。もちろんそれが全てではないと思いますが、ハードボトムの攻略はチニングをするうえで重要なポイントであると思います。