Dostructure

「ド」がつくほどストラクチャーが好き‼

コラム

ポイントの開拓には航空写真が使える!

2017/01/24

ポイントの開拓は、釣りの醍醐味の一つですが、実際に釣り場に立ってルアーを投げて地形を探ったり、魚探を掛けたりしながら把握していくのは思った以上に時間が掛かり大変ですよね。
大変なほど発見できた時の喜びも大きいですが、現在はとても便利なものが存在するのでそれを使わない手はありません。

Google Earthなどの航空写真を使えば簡単にポイント開拓を楽しむことができます。

いやいや写真見たって何もわからないでしょ?って思うかもしれませんが実釣でも結構役に立つんです。

ここでは、自分がどのようなポイントを見ているかをまとめてみたいと思います。


スポンサーリンク


 

「Google Earth」をインストール

まずは、Google Earthをインストールすることから始まります。Yahoo地図でも見ることはできますが、僕のホームの浜名湖ではGoogle Earthの方が水中の変化が分かりやすいと思います。

PCでもモバイルでもインストールが必要なのは一緒です。インストールしたらアプリを立ち上げて、自分のよく行く釣り場を見てみて下さい。

あらためて航空写真を見ると知りつくしたと思っているような場所でも新しい発見があったりします。

clipboard01

 

海岸線の変化を見る

どんな見方でもいいのですが、初めにまず分かりやすい変化を見ていきましょう。写真で最も分かりやすい変化は海岸線(海と陸地との境界となる線)ですね、誰が見ても一目瞭然です。

この中で僕は大きくても小さくても、ワンド形状、張り出しに目をつけていきます。これは、流れに変化ができる部分だからです。

川幅の変化により流れの強さが変わるのと同じ考え方です。幅が広がれば流れは緩くなり、幅が狭まれば流れは強くなります。流れの向きも変化します。これがベイトの集まる場所に関係してくるのです。

clipboard04

 

水の色の変化を見る

次は水の中を見ていきます。これは水質にもよりますが水中の変化は写真では色になって現れます。見ればすぐにわかりますが、水深が浅い部分では海底の色が透けて映りますが、深い部分では海底は透けず青く映っています。

この浅い部分と深い部分の境目、色の変化の境目がブレイクになります。

浅いところを注意深く見ていくと、浅い中でも黒っぽく影が映っているところがあったりします。そこには、ウィードが生えていたり、周りと比較して底質が変化ししていたり、何かが沈んでいたりと様々な変化やストラクチャーが隠れています。

clipboard02

こうして、航空写真を見るだけでも、おおよそのブレイクの位置、ストラクチャーの位置などを把握することができ、魚探掛けの時間短縮、ポイントの絞り込みができるのです。

 

流れ込みの把握

流れ込みは、どんな釣りにおいてもポイントになります。ベイトを運んできたり、瀬を形成したりと魚が集まりやすい条件を作り出すからです。

比較的規模の大きな河川から、小規模な流れ込みまで、Google Earthで確認できるレベルの流れ込みであれば少なからず魚に影響を与えていると思います。

流れ込みの沖には瀬が形成されることが多いので、流れ込みを確認できたら、その沖の地形や、流れ込みの中の地形を拡大して見てみましょう。

 

陸上の地形から海中を想像

Google Earthは海を見るために作られたものではないと思いますので、水質が悪くてもそのままの写真が使われていると思われ、たくさんの情報を得ることができない場合もあると思います。

そういった場合は陸の地形を見てみましょう。陸から釣りをしていると分かると思いますが、急深な釣り場ほど背面の地形は山になっていることが多いと思います。

遠浅な釣り場は、後ろを見渡しても平らな地が広がっていることが多いです。

陸っぱりからブレイクを狙いたいなら背面に山があるようなポイントを選んだ方が近い可能性が高いですし、ボートからブレイクを探るなら岸に近いところから探した方が早く見つかる可能性が高いということです。

clipboard05

 

僕は上に挙げたポイントを釣りに役立てています。

天気が悪かったり、体調がすぐれなかったり、釣りに行く時間が取れない時でもできますし、簡単に足を運べない遠征先や、海外も見ることができるのでオススメです。

 


スポンサーリンク



スポンサーリンク


-コラム
-, , , , , , , , , , ,