クロソイが浜名湖内で食べているベイト!!
先日の釣行で釣れたクロソイ。
浜名湖でクロソイが食べているものはいったい何だったのか?
釣り上げたクロソイが勢いよく吐き出したベイトをシェアしたいと思います。
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クロソイも動物性プランクトンを食べていた
浜名湖で釣れたクロソイが勢いよく吐き出したもの、それは、他のロックフィッシュと変わらない動物性プランクトンと呼ばれている類のベイトでした。
メバルにしてもカサゴにしても、もっとも豊富なエサである動物性プランクトンは生きていく上で欠かせない存在なのでしょう。
上の画像はクロソイが吐き出した塊を水に溶いた状態です。
写っている生物を見ていきましょう。
1、ワレカラ
もっとも目を引くのは左側のワレカラです。
この生き物はアマモにくっついて生活しています。これが出てくるということは少なからずウィードに絡む場所、又はウィードに対して潮下で捕食をしていたということが想像できます。
2、カニ
下側に写っているのは、体長15mm程度のカニです。この程度の大きさのカニは、メバルやカサゴにも絶好のエサになっていると思われます。このサイズになると、おそらく底を歩いていると思われ、捕食する魚もボトムの意識も強いということが言えそうです。
3、ボケ
中央の下よりには、早春のキビレのエサでも有名なボケがいます。砂地に生息しているシャコで、大きさは3cmくらいでした。
基本、砂の中に潜って生活しているため、魚に見つかることはあまり無いように思うのですが、、、
潮の流れが速い場所で、砂と一緒に巻き上げられてしまったのでしょうか。
4、アミ、ヨコエビ
もう説明も要りませんね、定番のベイトです。この時期の浜名湖にはどれだけのアミ、ヨコエビがいるのでしょうか。
大きな甲殻類も捕食している
定番の動物プランクトンだけじゃなく、メバルやカサゴからはあまり出てこないような大きなベイトも出てきました。
体長4cmくらいのカニとエビ。
メバルやカサゴも30cm程度になればこのくらいの大きさのエサも捕食するのが当たり前かもしれませんが、25㎝クラスまでの魚ではあまり見たことがありません。クロソイやカサゴは、目の前を通る食べられる大きさのものをなんでも食うというイメージをもってしまいます。
特定不能なグロテスクなベイト!?
最後に、自分には判別できない状態であらわれたのがこれ、大きさは5㎝以上ありました。
このベイト、初め見た時のシルエットと、トゲトゲした触手というか毛のようなものが見えたので本気でウミケムシかと思いました。
ただ、調べても前例がないため、魚が溶けて判別できないだけかもしれません。
冬の浜名湖はウミケムシが結構泳いでいますので捕食されていても不思議ではないですが、素手で触ってもなんともありませんでしたのでおそらくハゼなのではないかと考えています。
釣れたシチュエーションに、ベイトをプラスしていくと、今まで見えていなかったものが見えてくる気がしています。
胃の中には釣るだけでは決して分からない貴重な情報が詰まっているのです。
ロックフィッシュは成長に時間の掛かる種類も多いので、必要以上に持ち帰らないように気を付けながら釣りを楽しみたいと思います。
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