東京湾遠征に行ってきました!!
シーバスのメッカである東京湾に初挑戦してきました。
浜名湖の常識は、東京湾のシーバスに通用するのか?
新しいフィールドでは得られるものがたくさん、本当にいい経験が出来ました。
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東京湾というフィールド
改めて東京湾と浜名湖を比較してみると、スケールが全然違うことに驚きます。
東京湾 | 浜名湖 | |
面積 | 1,380km2 | 64.91km2 |
最大水深 | 700m | 16.6m |
平均水深 | 38.6m | 4.8m |
海水 | 汽水 |
単純に面積だけ比べても10倍以上もあるフィールドだったんですね。
調べれば分かることはいいとして、僕の感じた浜名湖と東京湾の大きな違いはシェードの多さと水深の深さです。
この2つの要素によって魚は全く違う反応を見せるんですね。
レンジコントロールが重要
浜名湖の平均水深は約5m、レンジを刻んでも、表層、中層、ボトムくらいで釣りになることが多いのですが、東京湾程の水深になってくるとレンジが外れ魚がルアーを認識することが出来ないということが当たり前に起こります。
浜名湖基準ではデイゲームではリアクションがカギでありトゥイッチや、ジャーク、ファーストリトリーブによってスイッチを入れた方が見切られずに口を使わせることができると考えていました。
しかし、バイブレーションの早引きやミノーのトゥイッチなどへの反応は今一つ、それに代わって反応が良かったのはジグヘッド+ワームのミディアムリトリーブという浜名湖ではあまりなじみのないメソッドでの反応が良かったです。
これは、偶然ではなく東京湾という環境が作り出すパターンだと感じました。
深いレンジにいる魚を浮き上がらせてバイトに持ち込むため、強波動と、ロールアクション、リトリーブスピードがキモであると感じました。
バイブレーションでもレンジが合えば口を使ったのかもしれませんが、魚を浮き上がらせる力がワームより弱いためか、レンジコントロールがシビアであることと、リトリーブスピードが早かった影響もあったせいか、反応を得ることが出来ませんでした。
ワーム+ジグヘッドが強かったもう一つの理由
東京湾でワーム+ジグヘッドでの釣りが適していると感じた理由は、魚の反応もそうですが、ストラクチャー回避能力に優れているということでした。
バイブレーションをゆっくり引いてレンジを合わせることは、やればできないことは無いのですが、東京湾のストラクチャーがそれを阻みます。
マンメイドストラクチャ―なので、水中の形はだいたい予測はつくのですが、水中に隠れて見えないものもたくさんあります。バイブレーションなどルアーの下側にフックが付いているルアーはそういった場所では高確率で引っ掛かってしまいます。
ワーム+ジグヘッドでルアーの上側にフックがくるようにすることで高い確率でストラクチャーを交わし、さらにはただ交わすだけでなくよりタイトに通すことが可能になるのです。
効率よくストラクチャー周りをよりタイトに攻めるために無くてはならないのが、ワーム+ジグヘッドでした。
シーバスがルアーをよく見て口を使う
浜名湖では、シーバスが口を使う瞬間は考える間もなく一瞬で食ってくる印象がありますが、東京湾のシーバスの多くは、ルアーを下のレンジから追ってきて、浮上する瞬間、もしくはストラクチャーへコンタクトした瞬間に口を使うことが多かったように思います。
水質がクリアで見えたということもありますが、口を使わなかったシーバスもボート付近まで追ってきて、しばらくの間ルアーを見てから戻っていくのが印象的でした。
口を使ったシーバスのほとんどは、シェードの中、又はシェードとの境目でヒットしていることから、シェードがシーバスに口を使わせるカギになっているのは間違いないと思われます。
もう一つシーバスがルアーをよく見ていると思ったのが、ワームの下側にフックを付けた状態で釣れなかったということです。
ワームの下にフックを付けると、変化することが2点あります。
まず1つ目が、魚からフックの存在がよく見えるということ。2つ目は、ロールアクションが抑えられて動きが弱くなるということです。
どちらの影響が大きいかまでは検証できませんでしたが、いずれにしても魚はルアーをよく見て口を使っていると思います。
とにかく魚の反応が多くて勉強になった東京湾遠征、豊富なストラクチャーは本当に羨ましいし、大都会の海はなにもかもスケールがデカくて衝撃的でした!!
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