Dostructure

「ド」がつくほどストラクチャーが好き‼

ハードルアー

使い方次第で生きるザブラシャッド!!

2017/05/22

浜名湖でテストされて誕生したザブラシャッド。

トーナメントでも結果を残し、当時近隣の釣具店に大量に並んだこのルアー、買ってはみたものの使ってみたら泳がなくて当時の僕には使いどころが分からないルアーでした。

しかし、テストにも携わった方に聞いた一言で、ある性能に特化させて作られたということを知りました。


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ザブラシャッドは、ダート最強!!

競馬を連想されるような見出しになってしまいました(笑)

ただ、本当にザブラシャッドは、横に飛ぶという意味でのダート最強でした。

最近バス業界でのシャッドは、直進性や、安定性を重視したものが非常に流行っています。

クランキングシャッドというジャンルで、これらはどんなにストラクチャーにぶつけようが、トゥイッチしようが横を向かずにストラクチャーを舐めるようにトレースしてくるという特徴を持たせたものが多いです。

しかし、過去を振り返れば、シャッドはストラクチャーに当てるという使い方よりも、ダートさせて中層にいる魚をリアクションで食わせるといった使い方が主流だったのではないかと思います。

少なくても、数年前の何も知らなかった僕はそう思っていました。

代表的なものでは、メガバスのマーゲイ、エバーグリーンのスーパースレッジなどが思い浮かびますが、実はこの釣りではほとんど魚を手にしたことがありません。ザブラシャッドもダートで食わせる類のルアーだと思いますが、今になってこの手のシャッドが必要なパターンが必ずあると感じるようになりました。

新しいものだけでなく、古くなったものを見つめ直すことも大切なことですね。

 

 

ザブラシャッドはバランスを崩しやすい

今でもザブラシャッドを初めて使った当時(4~5年前)のことを覚えています。

ザブラシャッドを深く潜らせたくてファーストリトリーブで沈めようとすると、潜っていくハズのルアーが1m程潜ったところで横を向き、水面を飛び出してきてしまったんです。

トゥルーチューンして、まっすぐ泳ぐことを確認しても結果は同じでした。このルアーは使えないという判断になり、1軍ルアーから外すことになってしまいました。

ダートが得意なミノーや、シャッドは、トゥイッチなどのきっかけで横を向きますが、ファーストリトリーブで強い水の抵抗を受けた時にもバランスを崩して横を向きます。

みなさんもファーストリトリーブで瞬間的にバランスを崩しているのにそのまま巻き続けて、横を向き続けた結果、水面から飛び出してきてしまうという現象を経験したことがあるのではないでしょうか?

まさにザブラシャッドがバランスを崩しやすく、立て直すのも遅いルアーといった印象で、この現象に悩まされるルアーでした。

 

 

他のルアーに無い優れた性能

購入した数年前は、使えないルアーという印象で終わってしまったザブラシャッド。

バランスを極端に崩しやすいイメージがから、巻いて使うのは僕の中ではほぼ不可能という判断でしたが、そもそもその使い方が間違っていたのかもしれません。

あらためて使ってみた感想は、先にも挙げたダート性能が非常に優れているということ。

特に、最近の流行りのクランキングシャッドには、絶対に出すことが出来ないダート幅や、動きのキレがあります。

サイズが大きめなのでルアー自体にもウエイトがあり扱いやすく、特に、飛距離の部分は自分の持っている他のシャッドと比較しても間違いなく優れていると思います。

巻いて潜らせるのは苦手な印象ですが、ポーズを入れながらトゥイッチしていくと3mくらいまで潜らせることができますよ。

どうしても巻いて潜らせたければ、横を向かない程度にゆっくり巻いて使ってみて下さい。

 

オールマイティーなものも必要ですが、他と比較し突出して優れた部分があるということは、そのルアーが武器になる瞬間が必ずあるということです。

そういった武器になるルアーを1軍のタックルボックスに残していくことが上達への近道になるとも感じています。

これまでは2軍で眠っていたザブラシャッドですが、これからは今日から1軍昇格です。ガンガン使っていきたいと思います!!

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