リールのメンテナンスはベアリングに注力せよ!!
最近は、リールのオーバーホールも動画が出回って誰でも可能に!!
しかし、分解、グリスアップ、組立をどんなにしっかりしてもリールは元に戻らない、、、そんな経験ありませんか?
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異変に気が付いたら手遅れ
よく『リールの調子が悪くなってきたからオーバーホールしよう』という言葉を耳にしますが、自分の経験上、異変に気が付いてからメンテナンスして部品交換せずに回転が元どおりになる確率は、せいぜい50%程度だと思っています。
皆さんは、異変に気付いてからオーバーホールして、どれくらいのリールを元どおりの回転まで戻すことができましたか?
僕は所詮素人ですので、オーバーホールのやり方事態悪いかもしれません。
ただ少なくてもYOUTUBEの動画でアップされているものは、かなりの時間を掛けてチェックしてきましたし、道具もそれなりにしっかりしたものを揃えてやっているつもりです。
海水での使用が圧倒的に多いということも原因の一つとしてあると思います。
あたりまえですが、淡水のみの使用であれば圧倒的にリールは長持ちするんです。塩分というのは本当に厄介なやつです。
それを踏まえて読んで頂けたらと思います。
僕が、多くのリールをメンテナンスしてきて感じた回転の違和感を生む原因、それは多くの場合ベアリングにあったんです。
もちろんグリスアップしたりシャフト部にオイルを注油したりすることで、回転や異音が少し改善するという経験はしてきました。
しかし、分解、清掃、再組立で改善するレベルはたかが知れているというのが僕の答えです。
では、どうしたらいいのか?ということになるのですが
僕の理想は、『手遅れになる前にオーバーホール』です。
オーバーホールは、回転に異変を感じたらやるのではなく、おかしくなる前に予防のためにやるという考え方に変えたら最小限の被害しか受けないですみます(笑)
ベアリングの回転に神経を研ぎ澄ませる
オーバーホールのキモはベアリングのチェック。
※もちろん、元通りに組立直すとか基本的なことは抜きにしてです。組立手順や、部品の方向間違い、紛失は論外です。
ベアリングは、単体にして必ず回転をチェックすること。
ベアリングは異変を感じなくてもパーツクリーナーで内部まで洗浄、グリスアップを欠かさずに行います。
※使用して入り込んだ海水は必ず除去し、次回の釣行時にベアリングに掛かる海水をグリスでシャットアウトする狙いです。
再取付の前に高速回転させ、僅かでも異音がしたら即交換します。
回転しないベアリングは使用する価値無しです。
念入りにベアリングをチェックすれば、回転が復活する確率は格段に上がります。
ベアリングは安物で十分だと思う!!
ここはあえて、”思う”と言わせて頂きます。安物ベアリングの回転を保証するというワケではありませんので、お金がある方は純正を買って使って下さい(笑)
でも、安くて同じ性能が得られるならそれがベストですよね。
僕は、思い切ってベアリングを変えていけるように、ストックを持っていてガンガン交換しています。
特にベイトリールのスプールの軸を受けているベアリングはよくダメになるし、少しでも回転性能が落ちると、飛距離も巻き心地も悪くなるので問答無用で交換する勢いです。
シマノのスプール軸によく使われている、下記のベアリング(内径 3mm 外形 10mm 幅 4mm)を参考に載せておきます。
僕は、日本精工のこのシリーズのベアリングを使っています。
安いものの中でも少し性能が良さそうなものを使っていますが、それでも純正を取り寄せるより全然安いと思います。
自分では純正より持ちもいいと感じています。
ミネベアの同等の価格帯のベアリングも近いうちに試してみようと思います!!
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