浜名湖オープントーナメント2025開幕戦 ~本戦編~
前回の記事の続きになりますので、まだ読んでいない方はそちらの記事を先に読んでいただければと思います。
前回の記事では、トーナメント当日の状況を予測しながら、何を大事にして魚を探していたかを書きましたが、今回は、トーナメント当日について詳しく書いていきたいと思います。
実は前日のプラクティスで、エレキのコントローラーの調子が悪くなってしまい、思ったようにボートをコントロールできなくなってしまったため、トーナメントをエレキ無しで戦うのにどうしたらいいか悩んでいました。
その日の夜のこと、私たちが企画しているトップオンリーの大会『ちゃぱ王』の会合があり、みんなと話していたところ、大先輩が共通のコントローラーのエレキを使用しているということで、急遽、コントローラーを借していただけることに。
まさかの神対応に助けられ、試合当日、なんとかエレキを使った戦略が組み立てられることになりました。
当日エントリーすると、運営の方から「プレスの方を乗せていただきたいのですが大丈夫ですか?」と、声を掛けをいただき、少し迷いましたが引き受けることにしました。
フライト順は19番目だったと思います。
最初にどこに入るか?は非常に迷っていましたが、新川に入ることにしました。
理由は、前日の朝に見に行った時の水の色が良かったことと、例年多くの選手がいいサイズの魚を獲ってくるので、まずはチェックしてから次の戦略をと考えていました。
潮周りも、小潮でほとんど流れが効かないこともあり少しでも流れが効く河川回りをメインにしたかったというところも新川に行った理由です。
ポイントにつくとすでに先行者が4人、入れる場所は限られていましたが、自分が入りたかった水路とのインターセクションはちょうど空いていて、水路側から本流に向かって濁りも入ってきていて非常にいい雰囲気でした。
開始してすぐにバイトが出ます。シンカー5gでスローに巻いてきているため、しっかり喰ってくれないと掛けにくくほぼ向こう合わせでHIT。
しかし、少しやり取りしたところで痛恨のバラシ、、、
気を取り直してキャストを重ねていくと、再びヒットしたのは、グッドコンディションの1キロ程ほどのキビレ、ドライブホッグの牡蠣瀬クロ―カラーでのキャッチでした。
その後、トップを試すとラウダ―50に1発出てくれたのですが、今度は痛恨の早合わせ、、、
早い時間帯にいいサイズの1匹が入って気を良くしたのですが、そこから2時間ほど魚に触ることはできませんでした。
移動すると決め、庄内湖の牡蠣瀬を狙いに行きます。
ポイントに到着すると、風の当たり方も潮色も悪く雰囲気が全くないため、速攻で見切りをつけて今度は細江湖に走ります。
細江湖に入るところで、よさそうな濁りが入っていたので、東名の橋脚を打っていくと、ハクがたまっている場所を発見。
丁寧に、シャッド(ハイカットDR-SP)を通していくと、シーバスが追ってきて反転したのが見えました。
これなら喰わせられると感じたので、さらに丁寧に通していくと、ヒットしてくれたのは45cm程のシーバスでした。
ちょうど潮止まりの時間帯だったので、タイミングを変えて潮が動き出せばまだ釣れると思い、細江湖に入っていきました。
細江湖に入って一カ所目、潮の色は予想よりきれいでしたが、丁寧に攻めていくとバイトが出ます。
本気バイトが出るまで耐えて耐えてヒットした魚は、狙っていたクロダイ!
体高のある1400g程の魚が入りリミットメイク、思わずプレス乗船の方と大喜びしてしまいました。
更にウエイトアップを目指し、細江湖をランガン。
バイトは結構出せましたが、ヒットしてもバレる。
ロッドがぶち曲がってデカそうな魚もラインブレイクする、、、
嫌な空気が流れるが、再びクロダイが釣れたポイントに入って数投目、待望のヒット、いいサイズのクロダイをキャッチし、シーバスと入れ替え。
クロダイは2本とも、ドライブホッグのタフコンシュリンプでのキャッチでした。
その後は、魚をキャッチできず帰着となりましたが、狙っていたクロダイを釣ることができたし、プレスの方にはたくさんの見せ場を作ることができて、自分としては満足でした。
ウェイインの結果は、キビレ×1、クロダイ×2、で3515g。
たくさんの方が魚を釣ってきていたので、5位までには入れないだろう?と思っていましたが、結果は準優勝!
やっとフリーリグでお立ち台に立つことができて本当にホッとしました。
たくさんの方に応援し続けて頂いていたのになかなか結果が出せずすみませんでした。
次戦も頑張りたいと思いますので応援よろしくお願いします。
サポートメーカーの皆様、大会運営の皆様、参加された皆様、本当にありがとうございました。
O.S.Pのルアーもメチャクチャ釣れますので是非使ってみてください。
それから、浜名湖の釣りに興味がある方は、ガイドの方にも是非遊びに来ていただければと思います。
https://555-fishing-guide.com/←ガイドのページへはこちらからお入りください。