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トーナメント

浜名湖オープントーナメント ~ミスに泣いた一日~

2017/07/26

浜名湖オープントーナメント第2戦を振り返ります。

万全な準備を整えて参加したつもりでしたがミス連発!!

反省しかありませんが、結果が全て物語っています。

機動力に助けられながらも、便利さに泣いた試合展開でした。


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初めてのプレス制度利用者を乗せての試合

今回、初めてプレス制度を利用した方を乗せて試合に挑みました。

プレス制度とは、実際に大会に参加する選手のボートに乗船し、その選手の釣りを学ぶ機会であったり、トーナメントの雰囲気や流れを体感して頂けるものです。

もちろん選手の不正を監視するという役割も果たしてくれます。

プレスの方は、嬉しいことに僕のボートに乗船することを希望してくれたということで、簡単に釣れない状況であったため不安ではありましたが、精一杯見せる釣りを混ぜながら、リミットメイクに向かって全力で釣りをさせて頂きました。

トラブルやミスでタイムロスも多く、試合運びはイマイチでしたが、エリア選択の違いや、エリアを見切るスピードや、タイミングの取り方、ルアーの選択など参考にして頂けるところがあれば幸いです。

僕のプレスではあまり参考にならなかったかもしれませんが、お立ち台常連の選手は自分がプレスで載せて頂きたいくらい上手い方がたくさんいますので、参加する前にプレス制度を利用されトーナメントの流れや、他の選手の釣りを見ておくことをオススメします。

僕が始めて参加した時は、スタートの仕方も分からないし、知り合いもいなくて、7番フライトなのに呼ばれているのも分からず30番くらいで適当にスタートしたのを覚えています。あの時は魚も釣れなくて本当に辛かった(笑)

 

 

朝一はトップでチヌ!!

朝一はトップでチヌを狙うことしか考えていませんでした。

前々日から天気予報を確認して、前日の風向き、当日の風の強さと向きから、可能性のあるポイントを絞り込みました。

そして、釣れる可能性が高いと考えたのは中浜名湖、文字通り浜名湖の中間に位置するエリアでした。

このエリアの水が朝一から下げが効くまでの1~2時間の間だけ、丁度いい濁りが入ってルアーを見切られ難いのと、魚の活性が高いと感じていました。

プラでは全く手を付けなかったエリアでしたが、釣れると信じてポイントに入りポッパーで流していくと前触れもなく「ドッカンッ!!」と水面が割れます。

ストラクチャ―の絡むエリアだったので強引に引き離そうと、ロッドをブチ曲げ、ゴリ巻きして寄せると、「プンッ」という感触とともにテンションが抜けます。

完全に僕のミスでした。前日、スナップとリーダーの結束が上手くいっていなかったのですが、引っ張って確認して抜けなかったのでイケるだろうと良しとしてしまいました。

ロッドが折れるくらいの勢いでファイトした時の負荷は相当大きいことを実感しました。

よくわかっているハズのチヌの突っ込みを甘く見てしまいました。

せっかくのファーストフィッシュをルアーごと失ってしまう上に時間もロス、痛すぎました。

その後はバラしも影響して魚も出なくなってしまったので、いったん場を休ませるため移動、ストラクチャーとシャローの絡む比較的濁りのあるエリアでトップに反応するチヌを探します。

しかし、3ヶ所ほど回って反応がなく30分程度やってこのエリアは捨てると決めます。

急いで1匹目をバラしたポイントへ戻り、アプローチを反対に変えて攻めるとすぐに反応があり、落ち着いて誘い1本目、40弱のキビレをキャッチすることに成功します。

その後も何度か反応がありバイトしてくるのですが掛けることができず、、、

そうこうしているうちに反応も無くなってしまいました。

 

なかなか釣れないシーバス...

トップをメインとしながらも、ポイント移動の要所要所でシーバスを狙いながら移動していきますがゴミの多さや、流れの方向を見て、タイミングでは無いと判断します。

プラでシーバスを釣った杭周りを狙っても反応が無く、トップのポイントでは、大型のクルーザーに横切られ、ツキも味方してくれないなぁと思いながら、次のポイントへ移動。

ここはトップ好きで知らない人はいないくらい有名なポイントで、比較的大規模な張り出した瀬とブレイクが絡むポイントです。

釣れていれば他のボートが一艇くらいいてもいいと思ったので期待は薄かったのですが、早々にきっちり追ってきてバイトしてくれました。

この魚を確実に獲り2本目、サイズもまあまあだったので2キロ位と予想。

この時点で時間は9:30だったためリミットメイクはかたいと思ったのですが、その後は全く反応が得られず苦戦を強いられます。

下げが効いてくる時間帯であったため、トップを続けるか非常に迷いましたが、あと1本だったため潮の効く表エリアでのシーバスに勝負を掛けます。

激流の3番南エリアに入ろうとしますが、ここで痛恨のバッテリー切れ、エレキのパワーが徐々に落ちてきているような気がしてはいたのですが、、、

まだ乗り慣れていないボートだったため、トラブルの対処まで気が回るレベルには達していませんでした。

(これについては後から漏電が原因であったことが分かりました。)

これも経験不足や、知識不足で自分の招いたミスです。

結局、エレキの使用を諦めドテラ流しでシーバス狙いを強行します。

しかし、エレキで慣れているためドテラ流しでどう流れるかもなかなか掴めず、ポイントを正確に打てないことで効率が落ちていきました。

ただ、上手く流せたところで釣れていたかどうかは分かりませんので、エレキのせいではありません、、、

結局、反応が得られず時間だけが過ぎていき、11:00くらいになってやっと風が吹き始めます。

このタイミングで、流れと風が当たるポイントに入り、シャッドのジャークでようやく待望のシーバスがヒットします。

しかも、欲しかった60㎝クラスのシーバス!!

冷静にドラグも緩めあとはタモ入れだけだったのですが、痛恨のフックアウト、お立ち台がチラついて油断しました。

流石に苦しくなりましたが、気を取り直して流していくとまた直ぐにヒット!! しかし、この魚も掛かりが浅かったのかすぐに外れてしまいました。

残りは1時間半で何とかなるだろうと思ったのですが、ここからは最後まで自分のリズムが作れずタイムアップ。

リミットメイクできずに終わってしまいました。

 

 

 

HOT第2戦の結果!! 優勝はチヌのサイトフィッシング

今回のトーナメントの優勝パターンは、トップで見えチヌを狙うサイトの釣りでした。

自分のもっとも極めたいと思っているサイトのチニングのパターンを掴んでの優勝、内山さん本当におめでとうございます。

昨年のバイブパターンの次はトップのサイトフィッシング、素晴らしいです!!

いつか自分もサイトでキャッチするパターンを確立したいと思います。

そして、準優勝は、春、夏の絶対王者で、久しぶりに参加されたわっちょさん。

60㎝アップのシーバスをイケスの中で死なせてしまい、入れ替えを繰り返してのウェイイン。

しかも直前まで生きていた魚が、検量直前で死んでしまうアクシデントもありながらシーバス2本での準優勝。

どれだけ釣るんですか?全く勝てる気がしませんよ(笑)

いつかシーバスの本当の釣り方というのを教えて下さいね。

 

3位から5位も、ディープをスピンテールで探る釣りや、表浜名湖のシーバス、中浜名湖のトップチヌなど一つのパターンに偏ることなく、どんな釣りでも可能性があった大会ということで、浜名湖らしい面白い展開だったと思います。

ワインドがここまで難しくなっているとは予想できなかったですが、浜名湖の釣りはより考えて新しいパターンを探さなければ勝てないという局面を迎えつつあるのかもしれません。

少なくても僕にはワンパターンでは勝てないことを感じさせられた大会になりました。

 

2匹しかウェイインできなかった僕の結果ですが、キビレ×2 1770gで7位。

全体的にはかなり厳しい状況であったのだと思いますが、そんな中でも確実に釣れる魚は存在していましたね。

 

というワケで今回もお立ち台に上がれなかったのですが、代わりにインタビュアーを務めさせて頂きました。

貴重な経験をさせて頂けたこと、拙い進行に関わらず真剣に聞いて下さったことに感謝致します。

 

運営の皆様、参加された皆様、本当にお疲れ様でした。

そして、応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました。

これからも皆さんと一緒に浜名湖を盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願い致します。

 


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