浜名湖オープントーナメント最終戦 プラクティス前編
2017/01/24
浜名湖オープントーナメント最終戦は、悔しいけど嬉しい準優勝。
浜名湖オープントーナメント史上もっともハイレベルで強者が集まったと思われる今大会。
この大会で何を思い、どう魚を探していったか?当日の状況はもちろん、プラクティスの状況も数回に分けて詳しく書いていきたいと思います。
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第三戦の余韻が残る釣れる浜名湖
第三戦の大爆発から1ヵ月を過ぎても、タイミング次第で釣れるオープンエリア。
第三戦ほどの爆発はないとしても、朝一から出船していれば高確率で巡り合うことができた鳥山、その下では生命感にあふれ逃げ回るイワシにシーバスがボイル、なんて光景が中浜名湖の各所で見られた。
釣れるサイズは50cm未満が多く、大きな魚が混ざる可能性があるとは分かっていても運任せで他のアングラーと差をつけることが難しい。そのためか魅力は感じなかったが仲間たちと魚の引きを手軽に楽しむという意味では最高のターゲットだった。
このような状況では、バイブレーションや、スピンテールなど飛距離が出るルアーを使います。比較的離れた位置でのボイルなどにも対応しやすくオススメ。
奥庄内ストラクチャー撃ちの限界
数年前、浜名湖のレジェンド黒田さんが発見した庄内湖の杭打ち。大きな魚が混じる確率は高いため魅力的であった。
しかし、第三戦で実はこの釣りにほとんどの時間を費やし撃沈。たいして大きな魚ではなくても巻かれて取れないうえに、大きな魚になればなるほど、この釣りで釣るのは難しくなる。
「杭から50㎝以上離れると食わない」某プロの方のコメントもありましたが、自分も杭から50㎝以内を通さないと食わせることが難しい釣りだと考えています。
杭に近ければ近いほど魚を取ることは難しいし、デカければデカいほど魚をキャッチするのが難しいこの釣り、プラでは何度ばらしたか分からないくらいでキャッチ率にして50%程度、キャッチ率を上げるのか?違う場所を探すのか?迷ったが、キャッチ率以外に、このポイントを攻めるアングラーの増加が気になっていて、なるべくなら違う場所で勝負したいと考えていました。
偶然みつけたハゼパターン
浜名湖のシーバスのベイトと言えば、イワシ、ゼンメ、イナッコが代表的。
ハゼパターンは圧倒的に耳にする機会が少なく稀なパターンだというイメージをもっていたのですが、偶然、最終戦の1週間前に入った場所でハゼを食っているシーバスを発見。
そこではこれまでの反応が嘘のように30~65㎝のシーバスがボコボコ、何度流し直しても反応が続きました。あまりの反応の多さに1週間前でしたがかなり可能性があるポイントを見つけてしまったかもしれない、とHOT最終戦の可能性を感じていました。
気掛かりだったのは、当日のタイドグラフではほとんど潮の動きがなかった時間帯での釣果であったこと(他では潮が動かず流れがない中で、このポイントだけは流れが効いていた)そのため試合当日、大潮の下げが効いた条件では浜名湖全域で潮が動き、このポイント以外でも流れが効いて別の場所の口を使ってこなかった魚が爆発するかもしれないということ。
そしてハゼに着いている魚であれば、ハゼと一緒に移動してしまうことが十分に考えられるタイミングということでした。(この時期のハゼは水温の低下とともにどんどん深場へ移動していく)
しかし、BIGフィッシュのキャッチ率は庄内の牡蠣棚以上だと感じ、絶対に見逃せないポイントであることは間違いないと判断、最終戦前日のプラを待つことになります...
<続く>
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