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「ド」がつくほどストラクチャーが好き‼

浜名湖 シーバス トーナメント

浜名湖オープントーナメント最終戦 完結編

2017/01/24

浜名湖オープントーナメント最終戦の完結編です。

今年最後の大一番、年間タイトルも掛かったこの最終戦でどこまでやれるのか?

年間タイトル争いでは、暫定5位という微妙な位置からの巻き返し優勝に望みを掛けてプラで見つけたグッドコンディションのシーバスを追い続けました。

果たして、有終の美を飾ることはできるのでしょうか?


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最終戦の重圧

前日、緊張のせいか疲れていて体調が優れない。

眠りについても1時間置きに吐き気がして目が覚める。今まで何度も厳しい試合はあったけど今回が一番プレッシャーを感じていたと思う。

いざ、船着き場について船のエンジンを掛けようとするとセルが回らず、一人で焦ってパニックになる始末。いつもセルで掛けていて始動ロープを引いたこともなかったためメチャクチャ硬くて、本当にエンジンを掛けることもできずに終わってしまうのかと思った。

何とかエンジンを掛けることができ、会場へ向かうが、受付終了2,3分前の到着と全く余裕がなくなっていた。

フライト順を確認すると”38番目”、大分遅れをとってのスタートとなってしまうが、狙っているポイントでバッティングする可能性は低いと考えていたため想定内、むしろタックルを整理する時間と、落ち着きを取り戻す時間を与えてもらうことができた。

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予定通り庄内エリアへ

スタートの時間は、7:00。最初から狙っていた庄内湖へ向かった。前日は強い西風だったのに対し、当日はほぼ無風~若干の北東の風。

魚が動いるとしたら釣れる可能性のある、瀬からベイトが落ちてくるであろうブレイクをテンポよく探っていく。しかし、反応が得られず魚も目視できなかったことから、本命ポイントに移動。

ここではバッティングはないと思っていたが、まさかの先行者あり、狙っているボートポジションまでは同じだったが、キャストする方向が違っていたため釣られてしまわないことを祈りこのポイントはパスすることにした。

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そして、入った本命ポイント2カ所目、ストラクチャーにハンプが絡み、カレントが効いている。レンジバイブ55をセットし、ハンプのもっとも盛り上がった部分を通した瞬間ドスンという衝撃でリトリーブが止まる。

狙っていた65㎝超えのキッカーフィッシュがヒット!!

このクラスのシーバスが流れに乗るとケタ違いのパワーで走るのでバラシが心配だったが、やり取りの最中にフック2本がガッチリ掛かっているのを確認出来たため落ち着いてやり取りして取り込むことができた。

まず1本目、2Kは間違いなく超えている。この魚をキャッチできたことで気持ちがかなり楽になった。

 

嬉しい誤算と悲しい誤算

1本目をキャッチし、連発しないか攻めてみたが後が続かない。

やはり、連発させるにはもう一つプラスになる条件が欲しかったが今日はあまり期待できない。タイミングを変えて入り直すことにして、はまゆう大橋付近のポイントへ移動した。ここも基本的な狙いどころの条件は同じ、先行者がいたので自分は少し離れたところからポイントに入らせてもらった。

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そして、数投でまたもキッカーフィッシュがヒット。やはり、ストラクチャーとハンプがキーになっていた。この魚はハーモニカ食いの完璧なフッキングのおかげで難なくキャッチ。

8:30の時点で2匹のキッカーが入る楽な展開だったが、ここで予定外なことに気が付いた。このポイントで釣れる魚のサイズが前日より明らかに良くなっていたことである。

キッカーをキャッチできたところまではいいが、先行者がその場所から長時間動く気配がない。初めは自分が目の前で釣ったのを見ていたからだと考えていたが、途中でそうではなく釣れていたから動いていないということに気が付いた。

同じような条件の場所を攻めてみるが、魚の気配はないため、もう一度本命ポイントを見に行ってみると先行者はいなくなっていた。

ただカレントの効きが弱いように感じた、流れ藻も掛かり非常に釣り難かったが、その間をかいくぐって通すと40㎝のシーバスが下から勢いよく食い上げてきた。

ここで、3本のシーバスを揃えることには成功できたが、あと1本のキッカーは逆に遠ざかっているのを感じていた。

 

シャッドでの攻略の試み

3本目のシーバスが40㎝は超えていたと思われるが、ギリギリだと検量でノンキーとなる恐れがあったため、気分転換に釣れた場所を結んだ航路沿いの中で、地形変化の大きいポイント周りだけをO.S.PハイカットDRで流しながら魚を探していく。

 

すると、すぐにショートバイトを得ることができたため少し続けて43㎝のシーバスをキャッチ。

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とりあえず僅かだが入れ替えに成功。50㎝くらいの魚を混ぜたかったが、このパターンで狙って釣れるのはこれくらいのサイズなのだと判断した。

小さい魚は要らない、キッカーを取るためにもう一度2本目をキャッチしたはまゆう大橋のポイントに戻り、今度は、レンジバイブ55からJACKALL Dビルシャッドへ変更して攻めることにした。

 

 

狙っているポイントを通過した瞬間、キッカーフィッシュがチェイス、ルアーの浮上とともにバイト。間違いなく口の中にすっぽり入ったのですが、次の瞬間、掛かる感触もなく魚は逃げていきました。一瞬何が起こったのか分からずルアーを見てみると、フロントとリアのフック同士が絡んでいるという大失態。

自分のせいなので泣くに泣けませんでしたが、今日一番の取り返しのつかないミスをしてしまいました。

その後、何度か流し直しましたが、キッカーシーバスが姿を現すことはありませんでした。

 

終了間際のシーバスラッシュ

試合も終盤に差し掛かり、時計の針は11:00(帰着は12:00)を指しています。

最後に、勝負を掛けると決めた場所は1本目をキャッチしたポイントの周辺でした。

レンジバイブ55を丁寧にストラクチャーに沿って引いてきます。もうここまで来たら巻かれてブレイクすることなんて気にせず魚を掛けることが最優先です。やはりストラクチャーから50㎝以内を通すと数投に一回チェイスしてきます。サイズは少し小さいですが入れ替えはできそうです。

ただ、バイトしても乗らなかったりでいまいち食いが浅いので、ルアーをメタルエッジに変更してみます。

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するとよそ見をしている間にドスンとバイト、60㎝くらいのシーバスが首を振っているのが見えた瞬間バレてしまいました。

その後も、数投に1回チェイスはしてくるのですが、最後までキャッチすることができずにタイムアップ。

キッカーを3本揃えられなかったことに悔いが残りましたが、2本取れたことに満足して帰着しました。

 

予想以上のハイウエイト戦で準優勝!

帰着すると、多くのアングラーがシーバスを揃えてきています。第三戦と比べたら難しいと思うのですが、3000g以上が12名、その内4000g以上が8名とハイウエイト戦になりました。

そして、自分は、キッカーシーバスがウエイトを稼いでくれたおかげで5770gで「準優勝」でした!!

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昨年から、通算3度目の「準優勝」です。なかなか優勝できませんが、いつか頂点に立てる日を夢見て頑張りたいと思います。

 

HOT2016年間チャンプ獲得!

そして、年間チャンプ争いは....

 

なんとなんと、自分が「HOT2016年間チャンプ」の称号を手にすることが出来ました。

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最終戦で準優勝して自分の力で運を引き寄せることができたのは、本当に今まで努力してきた結果だと思っています。

ただ、トーナメントに出ている方は本当に釣りが上手い方ばかりで、自分なんてまだまだ分かっていないことの方が多いと思います。この結果に満足せずもっと浜名湖を知って、魚を知って釣果に結びつけていきたいと思います。

 

どこかで見かけることがありましたら、ただの釣り好きだと思って気軽に声を掛けて下さい。

 

応援して下さった皆様、参加された皆様、運営の皆様、本当に素晴らしいHOT2016シーズンありがとうございました!!

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