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ライトゲーム用ライン、RAPizm-MONOの限界を知る!!

己の限界を知るシリーズ開始!!

自分の使用している道具を調べまくって、特徴を理解し、タックルの限界を分かった上で釣りをしようという試みです。

使用した感想だけでなく数値で表せるものは数字で客観的に判断できる材料を提供していきたいと思います。

第1段はライトゲームラインの”RAPARAのRAPizm-MONOの限界を知る”です。



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RAPizm-MONOの特徴

今回テストしたのは、RAPARA RAPizm-MONOの0.8号 強度的には4ldをのラインです。

このラインの特徴は、なんといっても新素材のナイロンであることでフロロカーボンと同等の伸度を実現しているようです。

ナイロンのしなやかさで、フロロの伸び(感度)だとしたらかなり使えるラインになるのではないでしょうか。

RAPARAのHPでは次のように謳われています。

超ハイテク新素材ナイロン
伸び率が、高級フロロカーボン素材と同じ「21%」の低伸度モノフィラメントライン。
スプールによる巻き癖がつきにくいしなやかさで、キャストとトゥィッチ、連続ショートキャスト時のライントラブルがおきにくい。
適度な低伸度が、ルアーコントロールと、フッキング性能の向上を果たし、フッキング後は、魚を必要以上に暴れさせないためキャッチ率も高まる。「え!?これで、ナイロン?」触って伸ばした時、誰もが驚く新世代モノフィラメントラインのです。

 

超低伸!「伸び率 Ave.21%」
・驚愕の初期伸び率を達成した新しいナイロン素材を採用
・従来のナイロンラインよりも伸度を40%削減(当社比)
・優れたルアーコントロールキャスタビリティーを実現
・しなやかさと扱いやすさ、尚且つ超高感度を実現
超フッキング率!超衝撃吸収力!
・適度な伸びと弾性で素早くアタリを感知し、フッキングパワーを早く強く伝達
・フッキング後は、優れた感度と粘りで、瞬間的なショックを吸収しバラシを軽減
・ノット部の衝撃吸収力で安心ファイト

(RAPARA HPより引用)

実際に使用した感想ですが、ごく一般的ナイロンと同じ使用感です。フロロのような巻き癖は少なく、扱い易いラインだと感じました。

感度は、ナイロン程の伸びが無い分よくはなっていますが、それほど大きな差は感じませんでした。

強度の劣化が早いため、週末アングラーの方でも1ヵ月に一度の交換をオススメします。

 

コストパフォーマンス最高クラスのライン

このラインの、一番凄いところは価格だと思います。

0.3号~1.5号まで全てのラインナップが、150mで734円という価格設定。

実売ではなんと610円と格安ラインの域です。現在では、もっと安いショップもあります。

この価格ならば、交換に躊躇することもないので、劣化してきたら即交換していけば、他の高性能ラインと同等か、それ以上のパフォーマンスも出すことができると考えることもできます。

メバリングなら、ぶっちゃけ150mも必要ありませんので、2回~3回に分ければ恐るべきコストパフォーマンスラインになります。

 

強度テストの結果

このラインをテストして分かったことは、結束強度に優れているということです。普通のラインであれば、結束した部分が最も弱くなると思います。

しかし、このラインは3度の強度テストの結果、全てが結束部分ではなくラインの途中でブレイクしました。他のラインと明らかに違う特徴です。

テスト条件ですが、格安のデジタル吊り下げ秤に、ユニノットで接続したメバリング用プラグを引っ掛けて、ラインブレイクするまでっ張った値をラインの結束強度、又は引張強度と見立てています。

ユニノットは、直線引張強度に対して80%程度といわれているため、計測の値は基本的には、20%減の値と考えて下さい。

ただし、このラインに関しては、結束強度が高いと思われ、ほぼ直線引張強度が計れている特殊なケースとなっています。

・1回目 1725g

・2回目 1640g

・3回目 1385g

正確なテスト結果ではありませんのではあくまでも参考とお考え下さい。

計測器等の問題もあるとは思いますが、3回目はずいぶんと強度が落ちてしまいました。

しかし、4ld(1800g)テストラインでユニノットで20%強度が落ちたと考えれば、1440g前後でのラインブレイクが普通ですので、この値は優秀なのではないかと思います。

実売600円前後でこのクオリティーは素晴らしいと思います。

 


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