魚は影を怖がる⁉
魚がチェイスしてきても口を使わずUターン。
そんな時には、自分のスタンディングポジションを少し工夫することで釣果を伸ばすことができるかもしれませんよ。
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スタンディングポジションは重要
ルアーフィッシングではスタンディングポジションがとても重要なときがある。
どんな時に重要かというと、ストラクチャーへのアプローチや、ディスタンスが遠いポイントへのキャスト時、魚が追ってきた時にそう感じる。
いろいろなケースがありますが、今回は、魚が追ってきた時のケースのお話し。
魚が追ってきた時、ルアーを追うことに必死な魚は、いつルアーを追い込んで捕食行動に移るかタイミングを計っている。
しかし、自然界で生きる彼らにとっていつでも危険と隣り合わせであるため、少しでも異変を感じると回避する動作が優先されると考えている。
そのきっかけのひとつは、「影」。
岸からであっても、ボートからであっても、影を水面に落とすことは、チャンスを逃してしまうことに繋がってしまう可能性があるんです。
夢中になっているとスタンディングポジションに気を付けている余裕もないですが、水面に影を落とさないということは追ってきた魚を獲るために重要なことであることは知っておいて損はないと思います。
魚にとって影とは⁉
では、なぜ影がダメかという話になるのですが、魚が影を恐れる理由は、外敵からの攻撃を回避するためだと思います。
イワシや、ボラが空を飛ぶ鳥の接近を察知して逃げ出すように、空からの外敵から身を守るために無意識に影から回避行動を取っているのではないかと考えています。
「ストラクチャ―の影は怖がらないじゃないか」と聞こえてきそうですが、その通りで、動く影に敏感に反応するんです。
むしろストラクチャーの影は、空からの外敵の行動を制限、または回避できる比較的安心できる環境で、危険が少なく、摂餌行動に集中しやすい場所に感じているはずだと思います。
状況によって影の魚に与える影響は違いますので、影の存在は侮れないと考えています。
浜名湖が釣れない、釣り難い、という大きな理由の一つは動かない影が少ないということだと思っています。
影をまったく気にしたこともなかったという方は、少しだけ意識して釣りをしてみてはいかがでしょうか。
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