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釣り 遠州灘

浜名湖沖は超高級魚の宝庫だった。アカムツフィッシングのススメ!!

浜名湖沖では、数年前からアカムツ(ノドグロ)釣りが脚光を浴びています。

なんといっても食べて美味しところが最大の魅力で、多くの釣り人を虜にしているのでしょう。

かういう僕もアカムツの炙りを一度食べてからは釣りたくて釣りたくて(笑)

ついにガイド船に乗ってチャレンジしてきました!!



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アカムツの釣りは中深海を攻める

アカムツという魚は、浜名湖沖では水深200m~300mのいわゆる中深海を狙って釣りをします。

しかし、単に水深200m~300mくらいの水深のところを釣るだけではなかなか釣ることはできません。

その中でも、急激に落ちる駆け下がりか、上がってくる駆け上がりを狙うのが鉄則です。

特に地形変化や、底質変化に富んだ場所を把握できているかがカギになるんですね。

 

これは、何度も通うことで分かってくるとは思いますが、文明の利器を使えばもっと効率的に早くポイントを探し出すことが可能ではないかと思います。

僕自身アカムツの釣れる水深では試したことがないのですが、GARMINの魚探では中深海の地形をも、クイックドロー(自動等深線作図機能)で描くことが可能なんです。

 

実際に使用されている方の、クイックドローの作図前の画面と、作図後の画面はこちら↓(写真はスギウラマリンブログより)

作図前は、日本水路協会の航海用電子参考図 (new pec)の海図の等深線だけが描かれています。

 

作図後は、魚群探知機で実際に実測した水深で描いた等深線が色付けされ描かれています。

違いがお分かりいただけますでしょうか?

 

場所によってですが、実際の水深と、航海用電子参考図 (new pec)の海図では、最大で40m近い差があるのが分かります。

40mですよ、分かっていなければ訳わかんなくなっちゃって魚探で探索しきれていないのかと思ってしまうレベルのズレですよね(笑)

このように実際の水深を把握して釣りをするのとしないのでは釣果に大きな差が出る可能性があります。

 

 

底取りが超重要!!

アカムツだけではないのですが、この釣りに関しては底取りが超重要だと思いました。

理由は2つあります。

 

1つ目は、アカムツ自体が圧倒的に底付近(底~3mくらい)にいることが多いということです。

狙っている魚がいた場合、レンジを合わせることは基本中の基本で魚を釣る上での絶対条件です。

魚がいないところにいくらエサやルアーを送り込んでも釣れることはありませんからね。

起伏が超激しい場所で釣りをするため、底までの水深がコロコロ変わります。

先ほどの等深線図を見て頂くと分かるように、100m動くと水深が50m変化するような場所で釣りをしていることを忘れてはいけません。

船が2m動くだけで水深が1m変化する計算ですから、底取りを怠るとすぐにレンジを外れます。

※ただし、日によってはアカムツも浮いてくることがあるようです...

 

2つ目は、おまつりを防ぐためです。

底取りをしっかりするということは、オモリやジグが底に着くということになります。

その際、ジグであればすぐに跳ね上げると思いますが、エサ釣りの場合オモリは数秒間その場にとどまることになります。

当然、その間仕掛けは潮に流され難くなります。

隣で釣りをしている方が底を取っていて、自分が底を取れていないと、潮に流される仕掛けと、流されない仕掛けが交差しおまつりに繋がってしまいます。

さらに、水深200m以上では巻き上げにも時間を要するため、大幅な時間のロスに繋がってしまうワケです。

置き竿でも構いませんが、しっかりと底取りができているか頻繁にチェックすることは、この釣りの最も重要な部分だと思います。

深い水深での釣りに慣れていない方は特に注意しましょう!! 

 

 

アカムツのエサ釣りタックル

今回はレンタルタックルで挑みましたので、ロッドやリールについては書きません。

年間数回しか中深海に行かないのであれば、専用タックルを用意するのはまあまあ負担が大きいと思っています。

ただ中途半端なタックルを揃えるのもどうかと思っているので、自分の釣りに合った汎用性のあるタックルで挑むのが現実的だと思います。

 

浜名湖沖用に用意するなら、200号前後のオモリに適応できて、7:3くらいの調子の2mちょっとのロッドに、シマノの3000番くらいの電動リールが一般的ではないでしょうか。

道糸は、PEラインの3号を最低300m以上、ブレイクした時のことを考えたらもっと巻くか、予備を持っていくかでしょう。

 

仕掛けは、胴付き仕掛けで、幹糸が6~8号、ハリス5~6号、針はムツの17号~18号、針の根元にマシュマロボールを付けるといいそうです。

 

今回、エサはオキアミとホタルイカを使用しましたが、サバの切り身もいいようです。

始めはオキアミの抱き合わせに食いが良かったのですが、潮が変わってからはホタルイカか、ホタルイカ+オキアミの抱き合わせに反応が良くなりました。

途中サメに食いちぎられながらも8匹キャッチ、楽しむことができました。

 

 

アカムツの炙りは絶品

アカムツと言えば炙りですよね。

炙りって魚を熱してしまうので、せっかく冷やした魚が温まってしまいますよね。

そこで今回は、皿の上に氷を敷いて、その上にアルミホイルを置き、そこにアカムツの皮を上にして並べて炙って食べてみました。

正しい食べ方かは分かりませんが、炙りたての美味しいアカムツを食べることができて家族も満足そうでしたよ。

 

 

 

アカムツとヒラメが得意なガイド船 「SEEKERS」さん!!

今回お世話になったのは、中深海のアカムツ、浜名湖のヒラメの流し釣りのスぺシャリスト、

さん。

キャプテンの北川さんは、浜名湖オープントーナメントでも常に上位にいる方で、浜名湖内、沖ともに非常に詳しい方です。

湖内の、トップチニング、ボートシーバス、ヒラメの流し釣り、沖のブリトップ、アカムツなどいろいろな釣りに対応してくれます。

浜名湖オープントーナメントHPより)

SEEKERS北川さんへのHPはこちら↓。

http://kicha.hamazo.tv/

 

 

赤いのが得意なガイド船「恵天丸」さんもオススメ!!

アカムツで爆発的な釣果を叩き出しているガイド船をもうひとつ紹介させて下さい。

超ストイック船長 近藤さんのガイド船 恵天丸さんです。

浜名湖のトップチヌの大会である「ちゃぱ王」でも、一緒に運営などで活躍して下さいました。

GARMINユーザーでもありまして、中深海でアカムツと思われる反応を見せて頂いたこともあります。

日によってはアカムツのベイトのサクラエビなんかも映ることを教えて頂きました。

恵天丸さんのブログより)

ショート便でこの釣果!!流石としか言いようがないです。

恵天丸さんのブログはこちら

http://keitenmaru.hamazo.tv/

 

アカムツのガイドに乗ってみたいという方は、気候も安定して暖かくなってくる今がチャンスだと思いますので、皆さんもチャレンジしてみて下さいね‼

 


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