釣り
ライブスコープの最新機能『パースペクティブモード』を試してみた!!
GARMINのライブスコープに『パースペクティブモード』が追加されました。
このパースペクティブモードをいち早く試してきたのでインプレッションしたいと思います。
パースペクティブモードとは...
まずパースペクティブモードと聞いても、英語の苦手な僕にはピンとこなかったので、パースペクティブとは何ぞやってところから。
検索してみるとどうやら遠近感という意味を持つ単語のようです。
でも、遠近感モードって言ってもよくわからないので、さらに検索して出てきたのが、
”実際に眼で見た感じに近付けるため視点からの距離に比例して、近くの形状を大きく、遠くの形状を小さく表示”でした。
要するに実際見ているイメージに近づける変更のようです。
従来のライブスコープとどう変わった?
従来のライブスコープは、振動子を縦にセットし、縦に輪切りにして水中を見ているようなイメージでした。
これが、パースペクティブモードでは振動子を横にセットし、ボートから前方を、人間の視点、視野角で見たイメージで表示してくれるようになりました。
振動子を横にしたらレンジは分からなくなる?
従来のモードでライブスコープを使用している方なら、振動子を横にセットしたらこのような疑問が生じるはずです。
『振動子を横に向けたら、魚のレンジが分からなくなるのではないかと...』
ですが、その疑問については使用し始めて30分程度で解消されることとなります。
非常に驚いたのですが、浮いている魚は影が離れて移り、底すれすれを移動していく魚は影がほとんど映らないため、見慣れたら浮いているか、沈んでいるかは判断できるようになっていたのです。
この人の視点に近づけたということが、ただ見え方が変わっただけでなく、人間の脳内での映像処理スピード向上に一役買っているのだと思います。
従来のライブスコープは、狙っている魚やストラクチャーに対し、縦(レンジ)のズレの無いアプローチが可能でしたが、パースペクティブモードでは横のズレの無いアプローチが可能になりました。
欲を言えば2台取付けて、パースペクティブモードで魚を探して従来のライブスコープで正確にレンジを把握するというところまでやりたいですね。
ストラクチャー、地形変化、ベイト量が超絶分かる
パースペクティブモードが最も生きる使い方は、『リアルタイムにポイントを探す』だと思います。
使ってみてまず感じたのが、ストラクチャーや地形変化、ベイトがかなりリアルに映るということです。
沈船のような大きなストラクチャーだったら画面に映る範囲に入って見落とすことはまずありません。
ライブスコープの画像を始めて見る方でもみつけることができるでしょう。
本当にボートの上から底を覗いたままのイメージで映ります!!
一度に見ている範囲が広く感じる
パースペクティブモードは、一度に見ている範囲が広く感じます。
正確に言うとより見えて欲しい方に、パワーを振り分けたということになると思います。
※使用している魚探&振動子自体が変わっていないので探査能力に大きな違いは生まれないハズ。
そう感じるのは、私の使用しているフィールドが浜名湖(平均水深3~4m)であることが関係しているかもしれません。
縦向きで使うと水深の方向でもっと深い場所を探索する能力がありながら浅い場所だけで使うことになり、探査能力を生かしきれないことになります。
振動子を横向きにしたことで、水深が深くなった時にどのくらいの探査能力があるかは気になるところですが、横に広い範囲を一度に見ることが出来るというのは非常に大きなメリットです。
なんといっても、進行方向にエレキを向け続けて使っていても多くの情報を一度に、しかもリアルタイムに把握できるということがすごいを通り越してヤバイですね。
海上デモンストレーション受付中
現在、浜名湖で私が使用させて頂いているGARMINのデモ艇のハンマーヘッドに『パースペクティブモード』が実装されており、GARMIN正規代理店のスギウラマリンさんに保管中です。
コロナウイルスの関係でイベント等は自粛中ですが、ボートショーや、キープキャストの中止などで、実物を見たかったけど見ることができなかった方、一度見てみたいという方に、海上でのデモンストレーションについては事前予約受付中ということですので、是非『ライブスコープ パースペクティブモード』の凄さを見に来て下さい!!
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