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浜名湖オープントーナメント2025 開幕戦 ~プラ編~
浜名湖オープントーナメント2025開幕戦に参加してきました。
金曜日は有給を取ることができ、試合2日前から練習ができたので先ずは試合前までの状況を簡単にまとめます。
試合当日の状況ですが、潮周りは小潮、村櫛潮時表で満潮が10:25くらいと、多くの時間は上潮で下げ始めたと思ったらトーナメントタイムが終了するくらいのイメージ。
ということは、まず上げで釣れる場所を探すことがかなり重要である。と考えてポイントを探すことにしました。
その中で自分が特に意識したポイントは、
・当日に水が動く可能性が高い場所
・上げていても濁りが入っている場所
・クロダイがさしてくる可能性がある場所
の3つでした。
■水が動く可能性が高い場所
まず、潮周りが悪いということで、魚の口を使わせるのは比較的難しい試合だと考えました。
魚に口を使わせるには、様々な要素を味方に付ける必要があり、その内の1つが流れ(水の動き)
水が動く可能性がある場所はより風があたる場所、もしくはそもそも流れが強い場所でした。
当日の風の予報は、10時くらいまで無風、そこから徐々に南風が強くなっていくという予報。
となると、風の力に頼ることは難しいと思っていたため、基本はすでに濁っていて流れの強い場所に的を絞って探していきました。
残念ながら、流れが効いていて濁りが入っている場所はほとんどなかったため、流入河川や流れ込み付近を中心に釣れる場所を探していました。
新川は、流れが強くて濁っていたためチェックしたかったのですが、トラブルがあり状況を確認できたのみで実釣はできませんでした。
■上げていても濁りが入っている場所
浜名湖で魚を釣る上で、濁りは非常に重要な要素の一つです。
濁りは魚の警戒心をやわらげ、船やアングラーの存在を分かり難くし、結果、釣れやすくしてくれると考えています。
濁っているというと今の時期は基本奥浜名湖ですが、本湖の一部はささ濁りのような状態になっていたところもあり、そんな場所は短時間だけ釣りをしました。
本湖の表に近い場所は、水がきれい過ぎて釣れるイメージが持てないので捨てて、中浜名湖の流入河川付近で水の色がどうか?ポイントに濁りが差しているか?や、奥浜名湖の各所をチェックしていきました。
釣れそうだと感じた場所の中で、実際に釣りをしたのは、本湖の一部、猪鼻湖、細江湖、庄内湖。
正直なところ、広いエリアで言えば、魚は何処でも釣れたため、多くの方は釣ってくるだろうと予想していました。
ただ、ボトムをウィードが覆いつくしていて釣りにならないエリアも多く、状況を掴んでいないとかなり厳しいとも感じました。
■クロダイが差してくる場所
浜名湖にはキビレとクロダイの2種類のチヌがいますが、クロダイの産卵期が5月頃に対しキビレの産卵は9月頃です。
産卵を控えたコンディションのいい魚が釣れるとしたらクロダイですので、クロダイの釣れる場所を重点的に探していきました。
実際に、この日に釣った魚もキビレよりもクロダイの方が高いウエイトで予想していた通りの結果でした。
クロダイが釣れた場所の共通点は、近くに確実にはっきりしたブレイクが絡んでいる場所。
基本は奥の方が大きい魚が混じりやす
いというイメージと、シャロ―に上がっている魚はいなくはないが少ないと感じました。
状況から、狙うべきところはブレイクに隣接したハードボトムで、濁りがあって風が当たるか潮が動いている場所と決めました。
練習での釣り方は全てフリーリグで、ボトムの複雑さや深さなどで、5g~10gを使い分けて釣っていました。
この日は700~1200gくらいを9本、上から3本で3キロは超えていたので当日も3キロ超えの可能性はありそうだなと思いましたが、運が悪いと3本揃わない可能性もあるという感じでした。
シーバスもチェックしたかったのですが、2日目(大会前日)は練習を始めようとしたところエレキが操作不能に、練習している場合ではなくなり、修理に徹して結局僅かしか釣りはしませんでした。
時間はあったのですが、思ったようにプラに時間を当てられず、メンタル的にかなり落ちた状況で当日を迎えることになりそうだったのですが、、、
続きは、~開幕戦編~ で書きたいと思います。