Dostructure

「ド」がつくほどストラクチャーが好き‼

チヌ ハードルアー

チニングスカウターを使ってみた!!

2017/01/24

ダイワから発売されたばかりのチニングスカウターのインプレです。

このルアー生産数が少ないのでしょうか?先週の時点では欲しかったカラーのマジックストライプと、ホットシュリンプは周辺の釣具店には置いてませんでした。ネットで探してみても数は少ないようで在庫切ればかりでしたが、なんとかホットシュリンプを手にすることができました。

日が暮れるのもだんだんと早くなり浜名湖のトップチニングは終盤に差し掛かってきています。


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超安定!ドックウォークさせ易い

■テールのフィンが抵抗になる

このルアーは以前も書いた通りテール部のフィンが最大の特徴であると思います。このフィンの抵抗が横を向いたルアーをさらに横に向かせることで安定したドックウォークを実現させていると思われます。

ルアーとラインが一直線だったらフィンがあることによって首を振らなさそうにも思えるんですが、多くの場合、潮流や風を受けてルアーとラインの角度にズレがないことの方が少なく、その角度のズレを最大限に首を振らせる力に変えるイメージですね。

 

■ヨコアイが横の動きをワイドにさせる

ルアーを付けるときになるまで気が付かなかったんですがヨコアイだったんです。だからタテアイのルアーと比較して横の動きが抑制されず、横を向くのが得意なルアーに仕上がっていたんですね。下手なペンシルよりよっぽど首を振ってくれます。

連続した小刻みなドックウォークはもちろん、少しゆっくり目に動かしてスライド幅を広めにしてやることもできます。流石に9㎝クラスのペンシルのスライド幅には敵いませんが十分に使えます。

 

■浮き姿勢が、水平に近い

ポッパーやペンシルの多くが垂直浮きで、水中のチヌに食わせやすくしてフッキング率を上げるとうたっている中で、思いっきり水平浮きに仕上がっていたために初めに水面に浮かべた時は驚きました。

ではこのルアーはフッキング率が悪いのか?というと、そうではなく使ってみると分かるのですがダイビングさせて食わす系のルアーになっています。ここはポッピング派には少々扱い難い部分なると思いますが、ラインアイの位置がカップの最上部になっていて、これによりポッピングさせようとすると下を向きダイビングします、ドックウォーク中でも同様のアクションが出せるので追ってきたら潜らせて食わせれば浮き姿勢は関係ないという訳です。

 

このように特徴を見ていくと簡単にドックウォークをさせることを目指して作られたルアーだということがよく分かります。このルアーが最も生きる使い方です。僕の持っているポッパー形状をしたルアーの中では最もドックウォークさせやすいルアーだと感じています。というかペンシルといった方がしっくりくるルアーです。

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このルアーの苦手なところ

■ポッピングはやや苦手

ドックウォークに重点を置いて作られているルアーだけあってポッピングはやや苦手なイメージが強いです。

まっすぐに引いてきたくても軽くアクションさせようとすると横を向きたがります。強くアクションさせると潜りますし、一度潜ったら浮いてくるまで待たないとポッピングができないため、ポッピングでは、ゆっくりと一回一回丁寧にアクションさせるイメージでないと使い難いです。

対処法として、ロッドの角度、リーダの素材や太さを調整してここぞという時以外はあまり潜らせないようにするとよいと思います。

■フックサイズが小さい

フックサイズ#8はボディサイズからは小さめで、フックの幅よりボディーの幅が大きいのでフロントフックへのフッキングはややし難いと思われます。”フックサイズは好みに合わせて#6まで使用できる”とパッケージにうたわれていますので、状況により使い分けてもよと思いますが#6でもボディーからは出ないと思います。

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実釣ではドックウォークにキビレが反応

このルアーの実力は、ザ・フィッシングですでに知られていますが僕の地元浜名湖でも試してきましたよ。得意のドックウォークアクションでいいコンディションのキビレが出てくれました。ヒット時は、やはりルアーが水面直下に潜った瞬間でした。

浜名湖でのトップチニンは終盤ですが、できるだけ多くのルアーと釣り比べてみたいと思います。

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