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浜名湖 シーバス トーナメント

浜名湖オープントーナメント最終戦 プラクティス後編

2017/01/24

今回は、浜名湖オープントーナメント最終戦のプラクティス後編をお送りします。

 

最終戦の前日、前回の釣行からは約1週間が経過。週の半ばの冷え込みで水温は低下、潮は大きく動く大潮へ変わり環境は大きく変化しています。

1日でも大きく変わることのある浜名湖だけに、流石に魚も動いているだろう?という気持ちの裏でハゼパターンが生きていることを願いながら先週のポイントに船を向けました。

明日に迫ったHOTを前に、狙った魚は釣れたのでしょうか?

 


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ハゼパターンの崩壊

まず始めに目を付けていた流入河川の付近からチェックしていきます。いれば少なからず反応があるためなるべく時間を掛けずスピーディーに行います。

 

前日のプラの場合はじっくり狭いエリアをやるのではなく、出来るだけ広範囲をチェックするようにしています。そうすることで他の選手が攻めている場所を把握し、また、自分の本命ポイントのポテンシャルが本物かどうかを知ることができるからです。

 

この日は先週あれだけ釣れたハゼパターンの魚が全く釣れなくなっていました。実際は1匹だけ釣れたんですが、明らかに魚の絶対数が減りサイズも小さくなっていました。特定はできませんが、やはりベイトのハゼが水温の低下で深場へ移動したのだと考えています。

 

このポイントがダメでも他の場所で同様のパターンが起こっていないかが気になり、ハゼを捕食している魚のいそうな場所(エサ釣りでハゼが釣れる場所)をランガンしていきます。しかし、魚の反応は全く得ることができず撃沈、ハゼパターンを諦める決断をします。

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入湖したてのグッドコンディションシーバスを発見

HOT前日プラも残り1時間というタイミングで、グッドコンディションのシーバスと巡り合ってしまいます。

 

寒くなってくるとシーバスは釣れ難くなるように感じる方も多いと思いますが、この時期のシーバスは産卵のためにエサを大量に捕食する必要があり、たくさん取れるエサを積極的に狙っていると考えられます。この傾向が顕著であるがゆえに中途半端なエリアに魚がいなくなり釣れなく感じますが、裏を返せば釣れるエリアはベイトが大量に入っているなどシーバスの居心地が相当良いエリアだということが言えると思います。

 

この時釣れたパターンは、ストラクチャー、ハンプ、浅い側から深い側へ流れるカレント、この3つの条件が重なる場所。そこで怒涛の3連発、掛かる魚は全て60㎝クラスでした。自分はここでもまさかの全バラシでキャッチすることができませんでしたが、同船者の釣り上げたシーバスの魚体の美しさに驚きました。入湖してきて間もないと思われるグッドコンディションのシーバス、鰭は透き通っていて腹はパンパン、一目でエサを十分食べることができている魚だと分かりました。

img_6819※写真は当日のものではありませんが、このような銀ピカな魚でした。

 

ちなみのその魚が捕食していたのはゼンメ、定番のベイトです。

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さらに、釣り進んでいくと同じ澪筋の要所要所で同じようなコンディションのシーバスが釣れたのです。

 

 

当日の戦略

プラを終えて、状況を整理し当日の戦略を考えました。

 

■置かれている状況

年間ランキング 暫定5位、TOPとの差は7P

年間優勝するには最低でもお立ち台(5位以内)に立たないと厳しい。

目標のウエイトは6000gで、60㎝以上の魚を3本揃えてくる必要がある。

 

■当日のタックル

出船すれば毎回のように魚を手にするチャンスがありながら、バラしが多くて6000gには一度も届いていませんでした。ミスが許されない展開になるため、何とか対策しようと思い、ロッドををそれまで使っていた、ENCHAAAN Titan KR S68MLから、旧型のENCHAAAN KスペックS68MLへ戻し、リーダーも20ldまで細くしてフロロからナイロンに変更。

当然、ガチガチのストラクチャー撃ちタックルも、ライトなオープン用タックルも積んでは行きますが、メインは先に書いたタックルで行くと決めました。

 

■エリア

魚の釣れ方から庄内エリアが、1週間前とは違い魚が入れ替わっていると感じていました。入れ替わっているというより、今この瞬間も外から入って来ているという印象。

回遊系のシーバスなので動きは早いと思われ、当日動いている可能性も高いと考え、基本のポイントは押さえつつも海の状況を見て柔軟にポイントを移動することに決めました。

特にカレントとベイトは非常に重要で、それを冷静に見極めることができないとなかなか釣れないのが浜名湖です。

メインにしたタックルは僕の中では弱いタックルでストラクチャーに巻かれた瞬間に切れるため、濃いストラクチャーではなく地形変化の絡む点在するストラクチャーから魚を引き出してキャッチ率を上げるという作戦を立てて挑むことにしました。

_dsc0466※写真はイメージです。

 

次回は、最終戦当日の状況をまとめます。プラで見つけた魚は当日どうなったでしょうか...

 

<続く>

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